FRSコンサルティングの活動は、
その多くがお客様や
関係機関様からの
「ご紹介」によって
支えられてきました。
私たちがつくってきたのは、
単なる「レシピ」や「マニュアル」ではありません。
料理の背景にある物語を紐解き、
論理(ロジック)で味を整え、
現場で永く愛されるための
“食の設計図”です。
企業・店舗・教育機関・文化団体など、
さまざまな現場で積み重ねてきた
「対話と設計」の実績を
ご紹介します。
ひとつひとつの事例には、
オーナー様と共に悩み、
導き出した 「その店だけの正解」が詰まっています。
料理の、その先へ。
ー 岡山県 瓦茶そば店(新規開業サポート) / 一皿に込めた意味を形にする
「瓦茶そば」という看板メニューは
あるものの、それだけでは他店との差別化が弱く、
客単価を支えるサイドメニューや、お店の「顔」となる
独自性が不足している。
新店として、どうやって地域に根ざした
「意味のある一皿」を作るべきか迷っている。
単なるレシピ作りではなく、
岡山の豊かな食文化を「瓦茶そば」というフォーマットに落とし込みました。
メインの再定義:定番の瓦茶そばから派生した、ここでしか食べられない「オリジナルの瓦茶そば」を考案。
地域の文脈を編み込む:岡山県の名物(黄ニラ、鰆、桃太郎トマトなど)を大胆に取り入れたサイドメニューを設計。
視覚の設計(コーディネート):盛り付けから写真の陰影一つひとつまで、「土地の物語」が伝わるようにトータルで演出しました。
「ここだけ」のメニュー体系:看板メニューと岡山名物のサイドメニューが調和し、観光客・地元客の両方に響く強いラインナップが完成。
価値が伝わる写真力:設計に基づいた写真により、SNSやメニュー表を見た瞬間に「食べてみたい」と思わせる視覚的な説得力を獲得。
経営の土台作り:看板一辺倒ではないメニュー構成により、満足度と客単価の両立を実現しました。
ー 土浦市 ビジネスホテル(朝食コンセプト設計) / 宿泊体験を深める、朝食のコンセプト設計
ホテルの売りであるはずの朝食ビュッフェが、どこにでもある既製品中心の内容になっていた。
リニューアルを機に、宿泊客の満足度を上げ、選ばれる理由になるような
「独自の朝食コンセプト」が求められていた。
単にメニューを増やすのではなく、宿泊客の「翌朝の心理」を分析し、
3つの柱で構成を再設計しました。
ビジネス客向け「整える」設計:忙しい朝でも胃に優しく、活力をチャージできる機能的なメニュー。
観光客向け「愉しむ」設計:茨城・土浦ならではの地場食材を取り入れ、旅の思い出になる「一皿の物語」を演出。
連泊客向け「飽きない」設計:毎日食べても体が喜ぶ、変化とバランスを考慮したラインナップ。
現場の設計:理想だけでなく、ホテルの限られたスタッフ数でも無理なく回せる「提供の仕組み」までをトータルで提案。
高い企画力への信頼:宿泊客の行動動線から逆算した緻密なコンセプト案は、ホテル経営陣から「単なる料理提案ではなく、宿泊体験そのものの設計である」と極めて高い評価を獲得。
コンセプトの明確化:ホテルの個性を料理で表現する道筋が立ち、リニューアルの方向性を決定づける重要な指針となりました。
ー 食品製造メーカー(飲食店向け惣菜の商品開発) / 理想の味を、安定して届ける仕組みを創る
飲食店やホテルが「深刻な人手不足」や「調理スタッフによる味のブレ」に悩んでいた。
プロのこだわりを活かした高品質な惣菜やソースを求めているが、工場の大量生産では細かなニュアンスが消えてしまい、納得のいく品質にならない。
「料理人としてのこだわり」を、
工場のスタッフが誰でも再現できる「製造の仕組み」へと落とし込みました。
「翻訳レシピ」の開発:一流の味を損なうことなく、工場の加熱ラインや攪拌機に適した、物理的な根拠に基づく専用レシピを構築。
技術の橋渡し(レクチャー):工場の現場スタッフに対し、調理のポイントや「なぜこの工程が必要か」を論理的に指導し、意識の底上げを実施。
持続可能な商品設計:現場での使いやすさや小ロット対応など、導入する飲食店側の経営効率(フードマネジメント)までを考慮した設計。
圧倒的な再現性と安定感:人手に頼らずとも、ホテルのレストランレベルの品質を安定して提供できる体制を確立。
ロングセラーの実現:一時的な流行ではなく、5年以上継続して製造・販売され続ける「現場の資産」となる製品を多数輩出。
経営課題の解決:導入先店舗での人件費削減と、どの時間帯でも変わらない「安心の味」の両立に大きく貢献。
ー 健康食通販サービス(メニュー開発・設計) / 心身を整える、健やかな一皿を設計する
「健康には良いが、味が薄くて満足感が低い」「見た目が地味で、食べる楽しみが少ない」という、健康食特有の課題。
化学調味料や保存料、グルテンなどの制限がある中で、通販商品として「リピートしたくなる驚き」を
どう作るかが求められていた。
制限をマイナスと捉えず、素材の味を極限まで引き出すための
「設計図」を引き直しました。
看板商品の設計:グルテンフリーでありながら、満足感の高い「ピザ」を開発。生地の食感とソースの濃淡を論理的に組み立て、健康食のイメージを覆す一皿に。
視覚の設計(7色のスープ):栄養バランスを整えるだけでなく、蓋を開けた瞬間に心が弾む「彩り」を重視。自然の食材だけで「7色」のグラデーションを表現しました。
「引き算」の旨味構築:塩分控えめでも物足りなさを感じさせないよう、出汁(旨味)と香辛料、オイルの質を緻密に計算して重ねました。
圧倒的な商品力:看板メニューのピザやスープが「我慢して食べる健康食」から「進んで食べたいご馳走」へと進化。
ブランド価値の向上:化学調味料不使用という信頼感と、レストランのような華やかさが両立し、お客様の継続利用(LTV)に大きく貢献。
ギフト需要の創出:見た目の美しさが評価され、自分用だけでなく「大切な人に贈りたい健康食」としてのポジションを確立しました。
ー コンセプトショップ・コンテンツカフェ(メニュー設計・開発)/ 物語を味わう、一皿の再構成
「キャラクターやゲームの世界観を大切にしたいが、
見た目だけに頼ると料理としての満足度が低くなってしまう」「ファンの厳しい目(期待)に応えつつ、
オペレーションが複雑なテイクアウトや期間限定メニューをどう成立させるか」という、
高度な専門性が求められていた。
単なる「キャラ弁」的な発想ではなく、
物語の背景にある「意味」を料理の設計図に落とし込みました。
テイクアウトスイーツの設計:新規開業に合わせ、ゲームの世界観を細部まで守ったスイーツを多数開発。持ち運びやすさと「開けた瞬間の感動」を両立。
物語の翻訳(バースデー・季節メニュー):キャラクターの性格やエピソードを「食材・色・香り」に翻訳。ファンが「あ、あの一場面だ!」と直感できる緻密なメニュー構成。
「話題」の設計:SNSでシェアしたくなる驚きのある造形と、何度も通いたくなる「本格的な美味しさ」を共存させました。
SNSでの圧倒的な話題性:公開直後からファンによる投稿が相次ぎ、トレンド入りや行列ができるほどの話題を創出。
ブランドへの信頼向上:世界観を壊さない丁寧な仕事がファンに伝わり、リピーターが続出。作品への愛を深める「特別な場所」としての地位を確立。
持続可能な運営:限定メニューでありながら、現場スタッフが安定して提供できるオペレーションまでを設計し、円滑な店舗運営を支援。
ー マレーシア・クアラルンプール(高品質抹茶カフェ 立ち上げ・監修) / 和の文化を、世界が愉しむ日常へ。
マレーシアは抹茶人気が高く競合も多い。
その中で「日本直輸入の高品質な有機抹茶」という強みを活かしつつ、現地の人が日常的に「オシャレで美味しい」と感じる、
一歩先を行くメニュー構成が求められていた。
伝統的な抹茶の作法を大切にしながら、
現地の嗜好(甘み、フルーツ、視覚的な華やかさ)を論理的に分析し、
メニューに落とし込みました。
「定番」と「革新」の設計:本格的なお点前抹茶から、現地のフルーツを組み合わせた「オリジナル抹茶ドリンク」まで幅広く展開。
ペアリングの提案:抹茶単体ではなく、現地のスイーツやフードとの「ペアリング(食べ合わせ)」を設計し、新しいティータイムの文化を提案。
嗜好の最適化:マレーシア特有の味の好み(甘さの質や濃度)を徹底的にリサーチし、現地の人が「毎日飲みたい」と感じるバランスに調整。
競合との明確な差別化:単なるカフェではなく「日本の茶文化」を感じさせる深みと、現地に馴染む親しみやすさが両立し、感度の高い層を中心に支持を獲得。
ブランドの確立:高品質な抹茶の価値を、現地の言葉(嗜好)で正しく伝えることで、ブランドの信頼性とリピート率が向上。
日本文化の発信拠点へ:一杯のドリンクを通じて、日本の伝統がマレーシアの日常に溶け込む「文化の橋渡し」を実現しました。
ー 温泉街抹茶店(地域資源の融合・新規開業) / 温泉街に、新しい一服の風景を創る
伊香保・石段街という伝統的な観光地に、新しく抹茶専門店をオープンする計画。
しかし、「京都の抹茶」という外からの文化を、どうすればこの土地の風景に馴染ませ、観光客が足を止める「選ばれる理由」にできるか。
ゼロからのブランド構築が求められていた。
「料理設計」:土地の記憶と伝統を編み込む(Solution)
「365日、その時の気分に寄り添う」というコンセプトを軸に、
伊香保でしか成立しないメニューを設計しました。
地域資源の融合(マリアージュ):京都の厳選抹茶に、地元・群馬で長年愛される老舗の「あんこ」を組み合わせ。外の銘品と地の名物を結びつけ、この店独自の価値を創出。
食べ歩きシーンの設計:石段街を散策する観光客の動きを分析。片手で持てるスタイリッシュな容器や、和と洋を織り交ぜた現代的なスイーツ・ラテを多数提案。
「認知」の設計:本格的なお点前だけでなく、抹茶に馴染みのない層も惹きつける「親しみやすさ」と「本物感」のバランスを緻密に調整。
開業当初からの話題性:地元食材を活用した独自のメニューが観光客の心をつかみ、SNSやメディアでも「伊香保の新しい立ち寄りスポット」として即座に拡散。
抹茶文化の定着:群馬における抹茶の認知を一段引き上げ、幅広い世代が日常的に抹茶を愉しむ「観光地の新スタンダード」を確立。
地域に根ざした経営:地元の老舗との連携により、単なる新店ではなく「地域と共に歩む店」としての信頼と実績を築き上げました。
ー 調理師専門学校(非常勤講師)(非常勤講師)/ 次世代へ繋ぐ、料理を言葉にする力
未来の料理人たちは、包丁捌きや調理技術の習得には熱心だが、
「なぜこの一皿を作るのか」「どうすればビジネスとして成立するか」という設計図を描く力が不足しがち。
現場に出た際、メニュー開発や経営の壁にぶつかってしまうという課題があった。
単なる知識の伝達ではなく、現場で迷わないための
「考える指標」を体系化して伝えています。
メニュープランニング:料理を出発点に、お客様の期待を超える構成をどう描くか。
食文化概論:料理の背景にある歴史や物語を、どう味やコンセプトに反映させるか。
フードマネジメント:理想の料理を、持続可能なビジネス(利益と喜びの両立)としてどう着地させるか。
言語化する力の獲得:なんとなく作っていた料理が、「誰に、何を、なぜ届けるか」を言葉で説明できるようになり、一皿の説得力が劇的に向上。
現場即戦力としての視点:調理技術だけでなく、原価やトレンド、歴史的背景までを網羅した多角的な視点を持つことで、就職後も「自走できる料理人」としての土台が完成。
創造の土台作り:秋本さんの「設計の知恵」が学生たちの指針となり、卒業後も自分たちの手で新しい食文化を切り拓いていく自信へと繋がっている。
ー ふれんち茶懐石(伝統文化の再構成)/ 時代を超えて、食の「心」を繋ぐ
茶懐石や歌舞伎、長唄といった素晴らしい伝統文化があるが、現代の日常からは切り離され、難しく感じられてしまう。
また、フレンチなどのコース料理も
「美味しかった」という記憶だけで終わってしまい、
背景にある物語まで深く刻まれることは少ない。
伝統芸能の演目や歴史を「料理」という言語で翻訳し、
五感すべてで理解できる場を設計しました。
演目との連動設計:歌舞伎のストーリーや長唄の歌詞に含まれる季節感・情景を、一皿のフレンチとして構築。
「記憶のフック」作り:単に料理を出すのではなく、その一皿が「なぜこの食材か」「なぜこの盛り付けか」という歴史的背景を添えて提供。
空間のトータルプロデュース:器、音(三味線など)、空間、そして料理が一本の線でつながる「意味のある時間」を演出。
知識と感性の融合:参加者から「料理と一緒に物語を味わうことで、数年経ってもあの一皿の味と背景を鮮明に思い出せる」という深い感動を獲得。
伝統の日常化:敷居が高かった伝統文化が、料理を通じて「自分たちの愉しみ」へと変わり、次世代へ繋ぐための新しい文化の形を提示。
唯一無二の食体験:単なる会食ではない、知的好奇心を満たす「心の豊かさ」を提供する場として、継続的なコミュニティの形成に貢献。
これらの実績はすべて、
対話から始まりました。
あなたのお店の一皿を、
共に設計しませんか?
まずは、ご自身で現状を確認できる
『10のセルフチェック』から。