柏餅の「繁栄の願い」と、オムレットの語源を重ねて。端午を締めくくる特別な甘味と薄茶のメニュー設計。
端午の節句(菖蒲の節句)をテーマにした連載も、いよいよ最終回。今回は、コースの終着点となるデザート『抹茶と白あんのオムレット 柏餅をモチーフに』と、最後に自ら点てる『薄茶』の解説です。
「子孫繁栄」を象徴する江戸の知恵を、白あんと「The MATCHA CLUB」さんの抹茶を用いたマーブルクリーム、そして「薄焼き」の本質を持つオムレット生地でモダンにリデザイン。すべてを「一服のお茶」を最高に美味しく味わっていただくための伏線として組み立て、全体のメニューコンセプトを美しく着地させるための究極のメニュー設計をひも解きます。