2026/05/31
江戸の隠語と『会津磐梯山』が織りなす、これぞ「ふれんち茶懐石」の絶対的エース。
コースの満足度を決定づけるメインディッシュ。今回は、かつて京都福寿園茶寮のイベントで、三代目 杵屋栄之丞氏の三味線とともに披露した『会津で育った馬肉ロース肉のパネ 煎茶のエキス』を解説します。
なぜ春のフレンチに、あえて「馬肉」を選んだのか。江戸の隠語「サクラ」に秘められた歴史的背景と、民謡から歌舞伎へと劇的に変化する音律。これらを一本の線で繋ぎ、お客様の記憶に鮮烈に刻み込むための緻密な料理コンセプトと、主役(キラーメニュー)としての料理設計の全貌をひも解きます。